ノミグルイ

明日、というか日付が変わって今日ですが友達の結婚式に顔を出してきます。小学校からの知り合いでとても真面目、誠実な人柄でみんなに好かれるというナイスガイな野郎です。小学校の時僕は野球をやってたんですけど、何の因果かキャプテンを務めてたんですよ。神のイタズラレベルです。で、その子が副キャプテンやってまして少なからず親密な関係で有るゆえに今回のお呼ばれなわけです。嬉しいじゃないかめでたいじゃないか呑むぞコンチキショウです。可愛い嫁さん見つけやがってコノヤロウ幸せ真っ只中かコノヤロウ羨ましいじゃねえかコノヤロウ愛をください欠片でもいいから。マジで。とか。


で、ふと考えたんですけど、僕というか周りの友達も今年25を迎えるということで結婚なんていうキーワードが不思議じゃなくなってるんですよねー。子どもが生まれてる奴もいるし。となると当然少し焦っちゃったりしてみたり。このままでいいのかおいどうなんだ俺の筋肉!ダーメ!とか。筋肉無いけど。
早い話ちょっと不安になったりするんですねこれが。例えば結婚ですけど、付き合って何日とか何ヶ月とかで結婚に行き着くということは僕の中ではゼロに等しい可能性なので、まあ2年くらい付き合って結婚(出来るかどうかは別として)かなあとか思ったりします。とすると早くても27、普通に考えれば30くらいか?という感じに落ち着くわけです。ホントに出来るのか。


そんなことを思っている折、中学生くらいの時自分が25歳になったらどんな風なのか想像していたことを思い出したりします。きちんと仕事してて、可愛い嫁さんを貰って、子どもは野球チームを作れるぐらい欲しいです!やりまくりです!うん、言い過ぎましたけど、そんな幸せ家族計画が描かれていたのです。んで現実を直視してみれば、そんなユートピアとはかけ離れた生活を送ってるわけで。拭っても拭っても涙は止まらないわけで。多分今の自分を、希望に満ち溢れた過去の自分が見たらそれこそ涙することでしょう。


過去「何やってんだよ俺!今頃は幸せに日々を送ってるはずだろ!?」


現在「人生そんなに甘くねえんだよ!俺だって必死に生きてんだ!」


過去「それなら今どうしてんだよ!胸張れる生活してんのか!?一日一日を精一杯生きてるって・・・言えんのか!」


現在「それは・・・言えないかもしれない。嘘つきだな、俺は・・・。こんなはずじゃなかったなんて思いながら生きてるのは、自分でも情けないって思うよ。・・・笑うよなあ。酒呑んでる時くらいだよ。自分が楽しんでることを心から感じれる瞬間なんて・・・」


過去「・・・なら良いか」


ちょっと待て。