夢の飼い主

夢を見ました。何かすげー覚えてるんで書いとこう。ちと長いかもです。


ある日大学の友達と海外旅行に行くことになり、行き先をアメリカにしました。
人数は確か8人くらいです。いつも一緒に遊んでいた間柄で、言うまでも無く男だけです。夢くらい良い思いすればいいのに。


で、無事に着き一息ついている所は純和風の屋敷でした。ええー。わらぶきの屋根にシミの付いた襖。囲炉裏を囲んで迎えてくれたアメリカ人の夫婦と友達で談笑しています。
夜も更けたのでこれまた和風の象徴でもある露天風呂に入り、さっぱりしてみんなと呑みなおしていたところ襲いくる尿意。夫婦にトイレの場所を聞くと「トイレは無いからベランダからしてくれ」と言います。
ふざけんな開放感煽りやがって!とばかりに意気揚々とその場所に向かい、尿で栄光への放物線を描きました。高いところですごく気持ち良かったです。というか朝起きて漏らしてなくてよかった。20代。


とそこで場面が移り、次は友達とでかいバスの中にいました。おそらく次の目的地を目指していたと思います。わーわー言いながら景色や話を楽しんでいると、バスの前方がどうもおかしい。妙に静かだし、小刻みに震えている人もいます。
尿意ですかなとか思いつつしばらく観察していると、何人かがゾンビになっていってるんですよ。それ何てバイオハザード?です。しかもそいつらこっちに向かってくるんですよ。逃げようと思いましたが、バスは走行中なので飛び降りるわけにもいきません。ロミオ・マスト・ダイハードになってしまいます。
このままじゃどうにもならんということで、何人かがゾンビを食い止め、残りがバスを止めるという作戦を立てました。で、僕は止めるほうのチームへ。なんとか作戦は成功してバスは止まりました。が、食い止めていた友達はゾンビに噛まれ同じようにゾンビと化してしまったので、残った何人か(4人くらいだったはず)で外へ逃げ街まで走りました。みんなボロ泣きしつつ。


涙や鼻水垂らしながら街で休んでいると、またもやゾンビが現れました。しかし街の中は普通の人とゾンビが半々の割合くらいでなんとか逃げられそうなので、空港に行き国外へ脱出しようと言う友達の案に賛成しました。なんかもう色々話おかしいんですけどね。
どうにか空港に着いて搭乗の手続きとかしてたんですけど、やっぱりここにもゾンビさんがいるんですよ。でもすごい少ない。なのでそこら辺の人が袋叩きにしたりしてました。なんかすごい違和感です。空港の関係者は全員無事だし。


まーこれでなんとか助かるかなあと思っていたら、何故か友達とはぐれてしまい先にブラジルに向かわれてしまいました。何でブラジルなんだろう。そして何故僕は追いかけてしまったんでしょう。素直に日本に帰ればいいのに。
まあ次の便でブラジルに着いて無事空港に降りたんですが、床に何か黒いシミが所々あったりするんです。近づいて見てみると、ゾンビの死体?というか残骸でして。とんでもない異臭に加えて変な虫がワラワラしてるわで出来るだけ避けて街のほうへ歩いて行きました。でもその辺の人平然としてる。おかしいじゃないかね君ぃ!


空港の長い階段を下りるとすぐに街でした。屋台がたくさん並んでいて賑やかです。ああそういえば腹減ったな、何か買って食おうと思い屋台の人に話し掛けると、はっきりと覚えていませんが日本の友達でした。なぜだ。
見ると3人か4人いて、とても安心した気持ちになりました。アメリカでこんなことがあったんだよと話すと、先にブラジルに来た友達があるホテルで待っていると教えてくれました。何で知ってるんだ。
んで急いでそのホテルに行ったんですけど、その友達はレンタカーを借りて出かけたとホテルマンが言いますふざけんな。まあ待ってりゃ帰ってくるだろと思い待つことにしたんですけど、夜になっても一向に帰ってきません。ぶちギレ金剛と化した僕は、部屋を取って風呂に入り寝ることにしました。ちょっとは焦れよ。


翌朝、僕もレンタカーを借りて外国の町を運転していました。運転といっても、クレイジータクシーよろしく暴走してハイになってましたが。全然事故らなかったし。さすが夢。
結局友達が見つからないので合流は諦めて、日本に帰ることにしました。また空港に向かい日本へのチケットを取ったところ、何たらとか言う中東の国を経由するとのこと。時間もえらくかかるそうです。ブラジルやし仕方あらへんがなと思い、飛行機に乗りました。


場面はいつの間にか移り、既に日本、というか地元の岡山の空港に居ました。なぜか父が迎えに来てくれていて、泣きそうになったりしました。
で、車に乗って家へ帰っていると僕がブラジルに大変な忘れ物をしてきたことに気がつきました。それが何かは忘れちゃったんですけど、とにかく大事な物だったと思います。
それを取りに何としてももう一度ブラジルに行かないとダメなんだと父に伝えたところ、ガッテンガッテンとばかりに猛スピードで空港へUターン。ここでもクレイジータクシーです。
途中、家の近くの田んぼに片輪突っ込んで爆走しているところで目が覚めました。終わりです。


・・・夢診断とかどうなるんだろうコレ。疲れてんのかなあ。呑みすぎかなあ(たぶん後者)。